めぐみです。今日は、とあるトークンについてご紹介します。
今回ご紹介するトークンは無限の可能性を秘めたトークンです。その名も、コスプレトークン。そう、コスプレトークンのコスプレとは、あのコスプレです。
コスプレトークンは、コスプレイヤーやコスプレイヤーのファンたちの抱える問題を解決するツールとして注目されており、多くの投資家たちの間でも話題になっています。
今日は、その開発に携わっている中川大輔氏についてや中川氏へのインタビュー内容、コスプレトークンのホワイトペーパーから分かるコスプレトークンの特徴や機能、使い方や将来性についてわかりやすくまとめていきたいと思います。
- コスプレトークンとはどんなトークンか?
- コスプレトークンの開発に携わった中川大輔氏とはどんな人物か?
- コスプレトークンにより解決するコスプレ界の問題とは?
- コスプレトークンの使い方は?COT・CPCとは?
- コスプレトークンの運営会社やすでに世界的規模で運営されているCure WorldCosplayとは?
- コスプレトークンの信頼性は?
- 中川大輔氏が語るコスプレトークンの将来性とは?
コスプレトークンや中川大輔氏について詳しく知りたいという投資家の方、コスプレトークンを使うとどんなことができるのか知りたいコスプレイヤーやカメラマンなどのプレイヤーさん、ファンをはじめとしたユーザーさん、仮想通貨としてのコスプレトークンについての理解を深めたいという人など、コスプレトークンや中川大輔氏を知りたいという多くの人にご理解いただけるよう分かりやすく解説しています。
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
もくじ
コスプレトークンとは?開発に携わる中川大輔氏とは?
コスプレトークンが一体どのようなものなのか具体的に解説していきたいのですが、それは現在のコスプレ業界の市場規模や、コスプレトークンが生まれた背景となっているコスプレ業界の問題を抜きにして語ることはできません。ここでは、ざっくりとコスプレトークンがどのようなものなのか、そしてその開発に携わっている中川大輔氏とはどのような人物なのかについて解説したいと思います。
コスプレトークンはコスプレ界を活性化させるための仮想通貨
コスプレトークンは、簡単に言うとコスプレ界の中で共通して使えるお金の代わりになるもので、全世界におけるコスプレ界を活性化させるためのツールです。
コスプレトークンがあれば、Cure WorldCosplayというコスプレイヤーのためのフォトシェアリングサイトの中でコスプレイヤーの販売するグッズを購入したり、撮影会に参加できたり、またフォトスタジオの費用を支払ったりといったような、コスプレに関連するものを売り買いすることができます。
またコスプレトークンが広く流通してからは、Cure WorldCosplayの中だけに止まらずより広い領域でコスプレトークンが使われていくことが想定されています。
トークンとは、いわゆる仮想通貨のことです。仮想通貨という言葉が出ると途端に理解が難しくなるような気がしますが、コスプレ関連のものを売り買いすることができるお金代わりのものと考えるといいでしょう。
ちなみに、トークンについては次の記事でも詳しく解説していますから、時間がある人はぜひ参考にしてみてください。
中川大輔氏は株式会社キュアCMO・コスプレトークンの生みの親
コスプレトークンを調べていると、「中川大輔」という名前をよく目にするようになります。中川大輔氏はコスプレトークンを運営する株式会社キュアのCMO(最高マーケティング責任者)で、コスプレトークンの生みの親とも言える人物です。
中川大輔氏は大手メディア企業で大手のクライアントを開拓してきた実績を持ち、イベントの企画から運営に渡るまで幅広い事業を手掛けてきました。さらに、大手テレビ放送局や外資系動画配信プラットフォームでの事業開発を行った経験もあり、株式会社キュアには2018年2月から執行役員として経営全般に従事しています。
コスプレトークン開発にはそのほかにも多くの有名人が関わっている
中川大輔氏のほかにも、コスプレトークン開発にあたり多くの人が携わっており、中には著名なアドバイザーもいます。それぞれのメンバーの一部をご紹介します。
コスプレトークン開発チーム
川相 潤一郎 | ファウンダー・CEO |
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乾 たつみ | PR |
横山 知史 | コミュニティ |
岩崎 友希 | マーケティング |
金城 和希 | エンジニア |
北島 聖子 | エンジニア |
山本 翔太郎 | エンジニア |
藤下 雄規 | クリプトチームリード |
ライ・ラス | ブロックチェーンエンジニア |
暁美 シオン | グローバルコミュニティ |
コスプレトークンアドバイザー
釣崎 宏 | 株式会社テコテック ファウンダー&代表取締役社長 |
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東出 清隆 | 株式会社アップクロス ファウンダー&代表取締役社長 |
加藤 貴洋子 | 株式会社ドリームプラネット Cool Japan Div長 IOEAサポートメンバー |
田中 年一 | 匠新 Takumi Innovators ファウンダー&代表取締役社長 |
レヴィ ユディ | LocalCoin 共同創立者 & 最高技術責任者 |
ジャー·コウメイ | TopChain, ファウンダー |
ガブリエル・ザンコ | MobileYourLifeファウンダー |
モォ·ハムドゥナ | Mo Works クリエイティブエージェンシー, ファウンダー |
アレックス シュヘリ (リーガルアドバイザー) | Bottles Limited, behindblocks FinTech &RegTech リード |
マイケル タイタス (リーガルアドバイザー) | Titus & Co, 弁護士事務所所長 |
レヴィ・ユディ氏は最も著名なアドバイザーの一人です。
LocalCoinの共同創立者であり最高技術責任者でもあります。革新的な技術と言われるバンコールプロトコルの生みの親として知られており、バンコールプロトコルはコスプレトークンにも導入される仕組みです。レヴィ・ユディ氏は、テクノロジーの業界で15年以上に渡り活躍する実業家でもあります。
レヴィ・ユディ氏がアドバイザーとして就任しているからこそ、このコスプレトークンの信頼性が高まっていると言っても過言ではありません。
コスプレトークンは2019年7月に上場を果たしている
コスプレトークンは、2018年にICOが実施されました。2018年3月から5月にかけてプライベートセールが行われ多くの投資家の手にコスプレトークンが渡りました。その後、2019年7月には噂通り仮想通貨取引所QUOINEに上場を果たしました。(なお、このICOには日本人は参加することができませんでした)
QUOINEはリキッド・グループ傘下の仮想通貨取引所です。リキッド・グループは2019年4月に大きなニュースになりました。
日本で2社目のユニコーン企業が仮想通貨業界から誕生した。
金融庁登録の仮想通貨取引所QUOINEを傘下に抱えるリキッド・グループは3日、新たな資金調達の結果、企業価値が10億ドル(約1110億円)を超えたと発表した。コインテレグラフ日本版に共有されたプレスリリースから明らかになった。一般的に非上場で企業価値が10億ドル以上あるテクノロジー企業がユニコーンと呼ばれる。今回、世界で仮想通貨プラットフォームを展開するリキッドが、その仲間入りを果たした。
ユニコーン企業とは、設立から年月が浅いにも関わらず多額の評価額を得ているテクノロジー関連企業を指します。具体的には、設立10年以内で非上場、評価額10億ドル以上の企業です。
日本ではメルカリがユニコーン企業に選ばれていましたが東証マザーズに上場したため条件から外れ、現在ではリキッド・グループのほかに、プリファード・ネットワークスというAIのディープラーニングにより制御技術開発を行う企業が選出されています。
リキッド・グループがユニコーン企業として選出されたことは非常に意義深いことであり、そのリキッド・グループの傘下である仮想通貨取引所QUOINEに上場を果たしたコスプレトークンの信頼性や将来性はますます高いものであると言えるでしょう。
コスプレトークンが生まれた背景
中川大輔氏をはじめとした株式会社キュアがコスプレトークンを開発したのにはどのような背景があったのでしょうか。
コスプレ業界の市場規模は巨額
まずは、コスプレ業界の市場規模を見てみましょう。
CRI(チャイナ・リサーチ・アンド・インテリジェンス)の調査によると、2017年にコスプレの衣装に費やされた費用は約18億ドル(約2兆円)にも及び、さらにチケットや宿泊、渡航費、撮影料などのコスプレに関連する市場を含めると、その規模は250億ドル〜500億ドルとさらに広がりを見せます。そして、コスプレ市場と関連して出てくるのがアニメ・コミック・映画・ゲームなどの市場です。コスプレ市場はこれらのポップカルチャー市場の中の約25%、推定1800億米ドルもの規模を持っているという予測もなされています。
コスプレは、日本を中心に主にアジア各地に広がっており今後もますます拡大が期待できる分野です。コスプレは手軽に簡単に始められるものではないため潜在的なファンがいることが考えられますし、さらにまだまだコスプレ文化を知らない地域が世界的にあると考えると、今後もさらなる成長が期待できます。
今後、広がり続けることが期待されるコスプレ市場でコスプレトークンを使った仮想通貨エコノミーができると考えると、この時点でかなりの流動性が期待できます。仮想通貨において最も重要なのは通貨に流動性があるかどうかです。コスプレ関連の市場規模を見ると、コスプレトークンはかなり期待ができる仮想通貨と言ってもいいでしょう。
株式会社キュアは世界最大コスプレフォトシェアサイトをすでに運営している
中川大輔氏がCMOを務める株式会社キュアは、Cure WorldCosplayというコスプレイヤーたちのためのコスプレフォトシェアリングサイトを運営しています。
- 12ヶ国語対応の多言語プラットフォーム
- 世界180ヶ国から72万人のユーザーが会員登録している
- これまでにアップロードされた写真は約650万枚
- 月間アクセス数は170万にも及ぶ
- Cure WorldCosplayが運営するSNSは、facebookでは25万いいねを集め、Weiboには17万フォロワーなど合計43万人以上のフォロワーが付いている
主に閲覧のみのユーザーも潜在的にいることを考えるとまだまだ可能性を秘めているサイトです。
Cure WorldCosplayの注目すべき点は、これまでマーケティングコストをかけずに72万人の会員登録者を集めてきたという実績です。それだけコスプレに興味を抱いている人が多いということは、コスプレトークンが今後活用される可能性が高いということを示しています。
コスプレイヤーを始め多くの人が抱える問題を解決する必要性
コスプレの市場規模と、株式会社キュアが運営するCure WorldCosplayの需要を見ると、コスプレ業界の更なる広がりは必至です。これだけの市場を持ちながら、なぜコスプレはこれまで一般に注目されてこなかったのでしょうか。
それは、コスプレ業界が数多くの問題を抱えている点に原因の一つがあります。今後コスプレ業界が持続的に発展していくためには問題解決が必要です。その問題を解決するという意味で着目されたのが革命的なテクノロジーであるブロックチェーンが実装されるコスプレトークンです。このコスプレ業界を取り巻く問題については次項で詳しく解説します。
コスプレトークンは現状の問題を解決できる手段
コスプレトークンは、コスプレ業界の持つさまざまな問題を解決させる手段として開発されました。コスプレ業界の問題とは具体的にどのような問題なのでしょうか。
問題1・決済についての問題
コスプレ業界における問題の一つ目に、決済についての問題があります。コスプレイヤーやその関係者たちの中には10代や20代の若い年齢層の人がたくさんいます。しかし彼らはクレジットカードを持つことができない場合が多く、現金以外の決済方法に対応することができません。
PayPalようなクレジットカードを通さずに使える決済手段もあるものの、コスプレが世界的に広がっている一方で同じく世界的に浸透している決済方法とは言えません。コスプレが世界的に認知され広がりを見せる一方で、経済活動だけが広がっていかないというのは大きな懸念点でした。しかしコスプレトークンが流通することでこの問題が解決されることになります。
問題2・著作権により収益化しづらいという問題
2020年冬アニメが始まったばかりだけど、一足お先に2020年春アニメ一覧をご用意しました!
春休みやGWに向けての新作コスの資料にチェックしてください♪https://t.co/jAZWkoAAgF#Cure WorldCosplay #CosplayToken #春アニメ #anime #新作アニメ pic.twitter.com/N1lY9uOwnR— Curecos (@curecos) January 6, 2020
コスプレはもともと、アニメや漫画などのキャラクターから来ています。そもそもアニメキャラクターや漫画キャラクターはコンテンツホルダー側に版権があるため、コスプレイヤーとしていくら有名になっても大きなビジネスにはなりづらく収益化しづらいという問題点がありました。
一方で版権を保有するアニメ・漫画などのコンテンツホルダー側も、コスプレイヤーたちのコスプレが宣伝効果を持つことから容認し続けてきたという側面があります。
仮想通貨にはスマートコントラクトという、契約機能をも果たす通貨があります。コスプレトークンにスマートコントラクトが実装されることで、コスプレイヤーたちとコンテンツホルダー側とが改ざんできないブロックチェーン上で管理されます。コスプレトークンが活用されることで、今後は適正な取り決めに基づいた収益配分が自動的に行われるようになります。
問題3・プレイヤーの信頼関係構築の問題
コスプレはコスプレイヤーだけで成り立つのではなく、コスプレイヤーを撮影するカメラマンやコスプレ造形師などが存在することで成り立ちます。しかしコスプレイヤーとカメラマンなどのプレイヤー間で、セクハラトラブルや売春斡旋などの問題が世界的に発生しています。
これまではコスプレイヤーとカメラマン双方がどのような人物なのかを知るための材料に非常に乏しく、信頼関係を構築するのが難しいという現状がありました。しかしコスプレトークンのブロックチェーン上にコスプレイヤーとカメラマン両方の評価が残ることになるため、そのリスクを回避することができます。
問題4・コスプレイヤーの価値が見出されていない問題
コスプレイヤーのコスプレは費用や時間が多くかけられ、非常に価値が高い作品が多いです。コスプレイヤーのファンの中にも、専門性の高い知識や技術を有している人はたくさんいます。しかし収益化される機会が少ないことから自分の技術や作品の価値に自分では気づいていないというパターンも多く、機会損失につながっています。
コスプレトークンが導入されることで、コスプレイヤーや関係者、ファンの保有する知識や技術などが適正に評価されブロックチェーン上に記録されることになるため、収益化の機会も増えより業界が活性化することにもつながります。
問題5・情報を世界中で正確に共有するハードルが高い
Cure WorldCosplayは世界中からアクセスされているサイトであり、12カ国語に対応したサービスを提供しています。Cure WorldCosplayのようなインターネット上でのやりとりだけではなく、実際のコスプレイベントも全世界で需要があり各国で開催されています。しかしイベント情報は多言語対応されていないことが多いため、イベントによって情報量や情報の質に差があります。
さらにイベントはコスプレだけではなく、漫画やアニメ、オタクイベントなどジャンルが広く、全てのユーザーに平等に正確な情報を届けるのは難しい状況です。また、翻訳できる善意あるファンやユーザーも適正に評価されていません。
コスプレトークンが導入されることで、間に入って翻訳できる善意あるユーザーも評価を受けることができます。それにより同一の情報が全世界に同時に行き渡ることになります。さらに、翻訳できるユーザーたちにインセンティブが付与されることも検討されています。
コスプレトークンの具体的な特徴や機能|COTとCPC
ここからは、コスプレトークンが保有する具体的な特徴や機能などについて解説していきます。ここで解説する機能や特徴を兼ね備えているからこそ、前述したようなコスプレ業界における問題や課題が解決されることになります。
Cure WorldCosplay上では、今後2種類の通貨が流通することになります。一つ目がコスプレトークン(COT)で、もう一つがプレイヤーコイン(CPC)です。この2種類の通貨がそれぞれ独自の役割を果たすことで、コスプレにおける問題や課題が解決され、さらにコスプレ市場が広がっていくことに貢献します。
コスプレトークン(COT)とプレイヤーコイン(CPC)が分かりやすいよう、その違いを表にまとめておきます。
コスプレトークン(COT) | プレイヤーコイン(CPC) | |
発行 |
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用途 |
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コスプレトークン(COT)の機能・役割
COTはコスプレトークンの略であり、Cure WorldCosplay内における基軸通貨となります。COTは2018年に行われたICOでのみ発行されました。
ICOとは、企業や組織などが新たなトークン(仮想通貨)を発行してプロジェクトの資金を集める仕組みです。ICOについては以下の記事を参考にしてください。
コスプレトークン(COT)は、Cure WorldCosplay上で決済方法として使える基軸通貨ですが、もう一つ重要な役割があります。それが、プレイヤーコイン(CPC)を発行するための準備金として使えるという役割です。プレイヤーコイン(CPC)については詳しく後述しています。
なお、コスプレトークン(COT)は現在の決済方法として使える基軸通貨としての役割、そしてプレイヤーコイン(CPC)を発行するための準備金として使えるという役割以外にも、今後以下のような機能が搭載されていく予定です。
- Cure WorldCosplayにコスプレトークン(COT)を預け入れておくためのウォレットの導入
- ユーザーがCure WorldCosplayにログインしコスプレトークン(COT)残高を確認できる機能
- ユーザーがCure WorldCosplay内でコスプレトークン(COT)を送ったり受け取ったりできる機能
- コスプレトークン(COT)でコスプレイベントのチケットを購入する機能
- コスプレイヤーがコスプレトークン(COT)に対応したお店を開設できる機能
なお、仮想通貨を保有するウォレットについては次の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。
プレイヤーコイン(CPC)の機能・役割
【CureWorldCosplay特選コスプレイヤー】
✨Cosplayer:さんまさん( @nrkBz )✨#CureWorldCosplay #CosplayToken #FateGrandOrder #FateKOHAACE #FateEXTRACCCFoxTail@fgoproject pic.twitter.com/q06AhG8NIj
— Curecos (@curecos) January 5, 2020
CPCはプレイヤーコインの略で、コスプレイヤーが自分自身のブランディングも兼ねて独自に発行できるオリジナルコインの総称です。コスプレイヤーやカメラマンなどのプレイヤーは「●●COT」という独自のコインを作ることができます。
プレイヤーコイン(CPC)には、より複雑なロジックが取り入れられており、継続した流動性や、需要に基づいた予測可能な価格変動、価値の変動の低さが特徴です。プレイヤーコイン(CPC)には以下の4つの機能があります。
機能1・決済
プレイヤーコイン(CPC)はCure WorldCosplay内で決済方法として使うことができます。カメラマンやコスプレ造形師は独自のプレイヤーコイン(CPC)を発行することができ、そのプレイヤーコイン(CPC)が使えるショップをCure WorldCosplay内に開設することができます。
そこでのコスチュームや写真集の販売、イベントや外部サイトでの支払いにプレイヤーコイン(CPC)決済を使うことができるようになります。
機能2・インセンティブ
コスプレイヤーやカメラマンなどのプレイヤーは、自分の発行したプレイヤーコイン(CPC)を持っているファンなどのユーザーに向けて、限定的なコンテンツを企画することができます。そのコンテンツもライブ配信やオフ会など、コスプレイヤーごとで独自に設定することができます。
そしてプレイヤー側は自分のプレイヤーコイン(CPC)を誰がどれくらい持っているかを専用サイトから確認することができます。
機能3・チップ
コスプレイヤーやカメラマンなどのプレイヤーは、自分の作品を公開する際に希望すればチップボタンを付けることができます。そしてチップをくれたユーザーやファンに対して、限定コンテンツを案内することもできます。
機能4・評価
ここまでのプレイヤーコイン(CPC)の保有やチップ、支払いや購入などの履歴は評価として残ります。そのためコスプレイヤーやカメラマンなどのプレイヤーは自分の熱心なファンを自ら確認することができます。
このように、プレイヤーコイン(CPC)は購入やチップなどの目的で使うことができます。そしてどれくらいのプレイヤーコイン(CPC)を保有しているかで、そのコスプレイヤーやカメラマン・造形師などにどれくらいのファンがついているかについても知ることができます。
これらの履歴はブロックチェーン上に記録され消すことも改ざんすることもできないため、コスプレイヤーやカメラマン・造形師などが安心してファンやユーザーとの関係性を構築することも可能です。
コスプレトークンの使い方・COTとCPCの流通
ここで、コスプレトークン(COT)やプレイヤーコイン(CPC)の使い方やその流れについて上図を参考に確認していきましょう。コスプレトークン(COT)とプレイヤーコイン(CPC)のやりとりについては、Cureプロトコルという独自の規格が実装されて行われており、これにはバンコールプロトコルの仕組みが用いられています。
なお、5番からの機能は今後コスプレトークン(COT)やプレイヤーコイン(CPC)に実装される予定の使い方で、これにより従来よりもさらにコスプレトークン(COT)やプレイヤーコイン(CPC)が流通することになります。
- プレイヤーはイーサリアムやビットコインなどの仮想通貨でコスプレトークンを購入します。
- プレイヤーはコスプレトークン(COT)による準備金を使いプレイヤーコイン(CPC)を発行します。
- プレイヤーは自分のコスプレトークン(COT)をファンやユーザー、投資家などに販売することができます。
- プレイヤーは、自分が発行したプレイヤーコイン(CPC)を購入してくれたファンなどのユーザーに対して限定コンテンツを案内することができます。
- ファンやユーザーはコスプレトークン(COT)を使って別の異なるプレイヤーコイン(CPC)を購入することができます。
- プレイヤーコイン(CPC)は、他の異なるプレイヤーコイン(CPC)と交換することができます。
- プレイヤーが他のプレイヤーなどとコラボイベントなどを行なった場合には、その収益はスマートコントラクト上での評価に応じて自動的に分配されます。
コスプレトークンの信頼性は?
ここまでの解説でコスプレトークンの有用性や機能性が分かってきたと思います。ここからは、コスプレトークンがどれほど信頼できるツールなのかについて解説していきます。
数々の有名アンバサダーと提携している
コスプレトークンを導入するにあたって、すでに世界的に有名なコスプレイヤーたちがアンバサダーに任命されています。
そのアンバサダーたちの一部をご紹介しましょう。
明けましておめでとうございます🦊
2019年はお世話になりました!
今年もよろしくお願いします💓狐相談所を24時間限定でオープンしました(*・ω・) なんでも聞いてー!https://t.co/Wu26QdjBFU#10秒グラビア#ケモミミ pic.twitter.com/YgAdR7PHmz
— ヴァネッサ・パン|実業家グラドル (@vnp719) January 2, 2020
野臣一美・ヴァネッサパン。日本在住台湾人タレントで5カ国を話すことができる。 モデルやコスプレイヤーだけではなく、ドラマや飲食店経営、ブランドのプロデュースなど、実業家としても知られている。2002年からコスプレを始め、2012年からは世界各国でコスプレコンテストの審査員として活躍中。
🕸️🕷️ League of legends-Elise🕷️🕸️
Cosplay by @PugoffkaSama
Photos by @HibariRin
It was quick photoshoot before ComicConSeoul. I worked on a costume for a long time. Hope you like the result 🖤#cosplay #leagueoflegends #elise #riotgames #leagueoflegendscosplay #spider pic.twitter.com/d7y9k22B0P— Pugoffka🇺🇦 (@PugoffkaSama) August 20, 2019
プゴフカ。ウクライナ出身のコスプレイヤーで、フォトグラファーでもある。フォトグラファーとしては2009年から活動しており、これまでに700以上の撮影に携わる。各国のコスプレイヤーとの交流も広く、撮影で世界中を飛び回っている。
コミケお疲れ様でした!
ブースにお越しくださった皆さん本当にありがとうございました〜今年も楽しかったです♥︎
今は年越し蕎麦を食べてます、皆さん良いお年をお迎えください(*'ω'ノノ゙C97新刊セットは
booth(►https://t.co/YNOrx2Ueio)タウンロード版も始まりました、よろしくお願いします! pic.twitter.com/yTkHtbtF5P— Ely ✦新刊通販中 (@Ely_eee) December 31, 2019
E子・Ely・イリー。台湾出身のコスプレイヤー。アニメ、漫画、ゲームなどのサブカルチャーが好き。自分自身で写真集も出版している。世界中のコスプレイベントにスペシャルゲストとして招待されている。
(๑•̀ㅂ•́)و✧ pic.twitter.com/z3D5OHkHzl
— 小柔SeeU (@seeu_cosplay) January 1, 2020
シーユー。Weiboフォロワー80万人越えの中国No.1コスプレイヤー。主にアジアエリアのイベントでゲストとして活躍している。本職はイラストレーターであり、彼女の作品は数多くの中国のゲームで使われている。
ここでご紹介した、アンバサダーに任命されているコスプレイヤーやカメラマンはほんの一部です。アンバサダーたち全員のフォロワーの合計は約500万人にも及びます。そのため、このアンバサダーたちがコスプレトークンについて発信することには爆発的な影響力があります。
さらにアンバサダーたちとはプレイヤーコインを発行する契約がすでに取り交わされています。つまり、コスプレトークンが流通する基盤がすでに作られているということです。仮想通貨やトークンは作ることはできても、流通しなければ認知されることもなくその価値が高まりません。そのため仮想通貨プロジェクトが失敗に終わることは多いですが、コスプレトークンの場合はこの設計がすでに出来上がっていると言えるでしょう。
意図的に流通量を増やす仕組みが取られている
コスプレトークンがすぐに市場で活性化されて、決済や流通の仕組みが最初から整うわけではありません。最初は、当然円やドルなどの法定通貨も使えるような形を取っていくことが検討されています。
一方で入ってきた法定通貨は、意図的にコスプレトークンに替えてCure WorldCosplay内に戻すことでコスプレトークンの流通量を増やしていく予定です。流通量が増えることでよりコスプレトークンのCure WorldCosplay内での利便性が高まり、同時に価値も高まっていくことになります。
そして流通量が増え流動性が高まっていくことで、アンバサダーたちほど認知度が高くはない中規模クラスのコスプレイヤーたちであってもコスプレトークンやプレイヤーコインが使いやすくなり、さらに流動性が高まることが期待できます。
中川大輔氏のインタビューに見るコスプレトークンの将来性・具体的な今後の取り組み
コスプレトークンには将来性があります。コスプレトークンは単にCure WorldCosplayのみが発展する目的で開発された仮想通貨なのではなく、コスプレに関わる全世界の市場全体が持続的に発展することが目的となり開発されたからです。それは開発に携わっている中川大輔氏が発信するメッセージからも読み取ることができます。
コスプレトークンに対する中川大輔氏の今後の展望
ぜひ動画で中川大輔氏本人のメッセージを聞いていただきたいのですが、この中で中川大輔氏は「コスプレ経済圏の持続的発展をビジョンにプロジェクトを進めている」と発信しています。コスプレトークンが用いられたマーケットは、最大5倍にまでその価値が劇的に高められると計算されています。
すでに述べたように、コスプレ界においては多くのコスプレイヤーが多くのお金や時間を使って作品を仕上げているにも関わらず、言語や通貨、信頼性などの問題によりしっかりとマネタイズできていない、そもそもマネタイズという観念すら薄いという状況に陥っています。コスプレが世界的に求められている文化であり、それによりコスプレに関わる多くの人たちにメリットが生まれるのであれば、その経済圏はより発展していくべきです。
コスプレは日本から生まれたサブカルチャーでしたが、それが多くの人に求められて楽しまれて感動を与えていくのならば、マネタイズが進むことでより世界に広がって今度はポップカルチャーとして認知されていってほしいと、個人的にも感じます。何よりも新しいビジネスがこの世に生まれて活性化していくことは、素晴らしいことですよね。
中川大輔氏のメッセージ通りコスプレトークンは今後、コスプレ業界と関連性の高い映画・漫画・アニメ業界といった600億ドル以上にも及ぶ巨大市場であるポップカルチャー分野にも進出し、その中の基軸通貨として流通するようになることを視野に入れています。
このように世界的にも意義のあるコスプレトークンプロジェクトは、中川大輔氏のメッセージからも分かるように、非常に将来性のあるプロジェクトと言えるでしょう。
コスプレトークンの長期的な取り組み
そして、コスプレトークンはその機能を充実させていくために今後多くの改良が進められていきます。コスプレトークンの機能や実用性はまだ限定的です。流通が始まり多く活用されるようになってからは以下のような取り組みがなされる予定です。
Cure WorldCosplay公式アプリ開発
コスプレフォトシェアサイトCure WorldCosplayの公式アプリが開発される予定です。スムーズに検索できる機能やフォロー、チップ、チャットなどの便利な機能を加える他、コスプレトークンやプレイヤーコインが保有できるウォレットも搭載される予定です。
Cure WorldCosplay会員証の発行
Cure WorldCosplay内での会員証が発行されます。この会員証はブロックチェーンによる改ざん不可能な会員証で、コスプレイヤーだけではなくファンなどのユーザー全てに発行されます。
これにはプレイヤーとユーザーの個人情報だけではなく、個々のやりとりや活動などが全て記録されていきます。なりすましなどを防ぐことは当然ながら、プレイヤーは作品を盗用されることや自分自身を守ることができますし、ユーザーは自分自身の信用情報の代わりにすることができます。
違法画像対策
過度な露出などの違法画像についてもより確度の高い対策がなされます。AIがサイト内をクロールすることで違法画像や違法コンテンツを発見し、自動的に削除できるように機能が実装される予定です。
コスプレの新しい展開
Cure WorldCosplayでは、すでにCure Cosplay Collectionというイベントの開催実績があります。コスプレを二次元的に楽しむだけではなく、歌やダンスなどと融合させることによって新しい表現の場が増え、それによりさらにコスプレが一般に注目されていきます。この新しいコスプレの展開を世界規模で推進していくことが検討されています。
多言語対応
世界中でコスプレ関連のイベントが増えてきていますが、言語的な課題により海外に渡るのを断念するプレイヤーやユーザーがいることは事実です。さらに、訪日するユーザーからSNSを通して観光ガイドなどについて問い合わせがあったり、プレイヤーに直接その問い合わせが行くこともあり、そうした問い合わせにCure WorldCosplay側で対応してほしいとの要望も多く聞かれるとか。
言語対応については、コスプレが今後どんどん広がるにつれて、より便利に改善がなされなければならない課題であると捉えられています。
SNS運用拡大
新年あけましておめでとうございます。
本年もCure WorldCosplayをよろしくお願いいたします✨#CureWorldCosplay #CosplayToken #コスプレ #Cosplay #謹賀新年 #正月https://t.co/dsHMYo7uCw pic.twitter.com/yOYukrzUCi
— Curecos (@curecos) December 31, 2019
すでにCure WorldCosplayはfacebookやWeibo、Twitterに多くのフォロワーを有しています。今後はロシアの主要SNSであるVKや、アメリカで人気のPinterestでも公式アカウントを開始する予定となっています。
二次創作の活性化・コンテンツホルダーの収益への貢献
コスプレはアニメや漫画・ゲームなどのキャラクターの二次創作であることも多く、これまではそのアニメや漫画・ゲームなどのコンテンツホルダー側が規制する場合もあれば黙認することもありました。
しかし最近ではこの二次創作が解放されて、新しいコミュニケーションツールとしてむしろ利用されることも増えてきています。Cure WorldCosplayでもキャラクターと連携することで新たな企画を作り出し、さらにそのコミュニケーションが促進されるよう対応が進められる予定です。
こうしたコミュニケーションを通じて生まれた新たな収益については、ブロックチェーン上のスマートコントラクトに応じてコンテンツホルダー側にも収益配分されるような仕組みが作られることが構想されています。コンテンツホルダー側はどちらかというと二次創作に消極的ですが、適正な収益分配がなされることによって取り組み方に変化がもたらされることが目的に掲げられています。
ダイバーシティと雇用創出
コスプレが世界的な文化に発展していくためには、その国ごとの現地の協力が不可欠です。日本を拠点に働くものの、リモートワークも対応可能にすることで現地のボランティアやアルバイト募集していく予定です。
サイト改修
コスプレトークンシステムを導入するためにも、Cure WorldCosplayサイト自体が大きく改修される予定です。
コスプレニーズのフォローアップ
企業がコスプレイヤーを広告に起用する機会が増えてきています。地方創生の一環としてコスプレイヤーがキャラクターとして自治体に採用される機会も増えています。こういった機会を活かせるようにコスプレイヤーたちをフォローアップしたりプロデュースすることも、検討されていくようです。
まとめ・コスプレトークンはコスプレ経済圏には欠かせない仮想通貨
中川大輔氏とコスプレトークンについて解説してきました。長くなってしまったので、簡単にポイントだけまとめておきたいと思います。
- 中川大輔氏がCMOを務める株式会社キュア(Cure WorldCosplay運営)がコスプレ経済圏を活性化させるための仮想通貨コスプレトークンを開発している。
- コスプレ業界は市場規模が巨大であるにも関わらず、決済・著作権・プレイヤー同士やファンとの信頼関係・価値の見出しづらさに問題を抱えているためこれまでマネタイズは難しかった。
- コスプレトークンとそれによってプレイヤーが作れる独自のプレイヤーコインはブロックチェーン上に取引が記録されるため、ファンやプレイヤー同士のやり取りや評価などが全て記録されることになり信頼関係構築とマネタイズ、新しいビジネス構築につながる。
- コスプレトークンはコスプレ周辺のお金のやり取りや評価をスムーズに行えるだけではなく、徐々に流動性が高まることでコスプレ経済圏の持続的な発展に世界規模でつないでいくことができる。さらに周辺の映画やアニメ、漫画のようなポップカルチャーとも融合してその中での基軸通貨になることも将来的に構想されている。
- このほかにも、Cure WorldCosplayの公式アプリが開発されたりコスプレの新しいビジネス展開や多言語対応、二次創作の活性化によりコンテンツホルダーに収益分配がなされることなど、コスプレトークンは長期的に改良が進められることになっており、将来性に期待が持てる。
コスプレトークンが今後どのような価値を持っていくのか、そしてコスプレ市場がどのような広がりを見せていくのか、これからが本当に楽しみです。ぜひ、今後もコスプレトークンの動向を見守っていきましょう!