メルカリで一日一品出品することを日課としている人もいると思います。
また、メルカリで売ることを前提でお買い物をする人も増えています。自分には不要でも、別の人にとっては宝物となるものがあったりするのです。今回はそのメルカリを活用しての副業で稼ぐ方法や、メリット・デメリットについてまとめました。
副業を始めたいが何から手を付けようかと迷っている人は参考になると思います。
メルカリを使用した副業の稼ぎ方とは
メルカリは誰でも簡単に始められるスマートフォンのアプリです。スマートフォンさえあればあとは簡単です。
メルカリの始め方と商品出品の大まかな流れは下記です。
1.スマートフォンのアプリをダウンロードする
2.会員登録をする
会員登録には電話番号が必要になります。メルカリに会員登録すると、スマートフォンのSNSに認証番号が送られてきます。それを入力することで本人確認が終了となります。番号認証は2重登録を防ぐために必要です。メルカリは1人1アカウントとなっています。
3.商品の画像をできるだけ綺麗に撮影する
会員登録が済んだら、出品する商品を撮影します。出来る限り綺麗に写しましょう。写真をうまくとることが売れる確率アップにつながります。実際に使うことをイメージしやすいように撮影します。また、自然光で撮影したほうが綺麗に写りますので、撮影時間を優しい自然光の入る午前中にするとより良いです。
4.商品が売れたら発送
商品が売れたら、なるべく良い状態で早めに発送します。早く発送したいから、自分にはいらないからと言っても、丁寧に発送することが大切です。送料の問題で小さな封筒に詰め込みたくなりますが、受け取る側として気持ちを考え、商品が傷つかない梱包を心がけましょう。
メルカリで副業を行うやり方
メルカリで副業を行うとなると、転売です。
せどりと言う、安く仕入れて利益を上乗せして販売するやり方です。
1日の新規出品数は100万品以上として知られています。
売れやすい商品をメルカリ上でリサーチして、安い商品をさらに値引きして購入し転売するという、利益率から考えると50%を超えるようなせどりも可能です。
一般的な商品だけでなく、ハンドメイド商品や化粧品のサンプルも売ることが出来ます。
メルカリで副業を行うメリット・デメリット
メルカリでの副業を行うにもメリット・デメリットを詳しく知っておく必要があります。
メルカリで副業を行うメリット
1.自分には不要の品を転売することが出来るため、不用品処分料は不要でさらに利益が出る
洋服やコスメ、引っ越しでいらなくなったものなどを捨てずにメルカリで売ることで、処理費用がいらないばかりでなく、利益をあげることが出来ます。断捨離出来て、利益も出るなら一石二鳥です。
2.販売手続きが簡単である
リサイクルショップに持ち込むとなると、自分で運ばなければなりません。しかし、メルカリなら写真をアップするだけです。さらに、自宅から一番近い場所から発送できます。コンビニや宅配業者の営業所、郵便局などです。
3.匿名発送
商品取引で知り合った人に個人情報を知られることはありません。メルカリは匿名で発送出来ます。
メルカリで副業を行うデメリット
1.不用品の転売で得られる収入は少ない
不用品が出てくるのは引っ越しなどで一時的なものです。これでは毎月一定の金額を得ることは不可能です。なのでやはり、せどりを行う必要があります。
2.サポートが充実していない
メルカリのサポートはメールのみです。電話対応はしていません。取引で問題が発生しても、メールのみので問い合わせとなります。して
3.出品禁止の商品を売るとガイドライン違反となる
メルカリも何でも出品して良いわけではありません。「マスク」「現金」「チケット」など禁止されているものがあります。社会問題にもなったものですので、良く知っているかと思います。
事前にしっかりと調べる必要があります。
4.売り上げによっては本業の会社にバレる
メルカリでの所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。本業の会社が「副業禁止」としている住民税の特別徴収を行う会社なら、副業をしていることがバレます。
メルカリで副業を行う注意点
メルカリで販売すると税金の問題が出てきます。その課税、非課税の境界を説明します。
非課税の売り上げ
メルカリでの利益のうち、非課税になるものは「不用品の売却」です。洋服や生活必需品だったものなので、転売目的で初めから購入していないからです。もし不用品が多ければ、何十万もの利益が手に入ることになります。しかし、この売り上げは確定申告の必要はありません。
ただし、美術品や骨董品にあたるものは生活必需品ではありませんので、譲渡所得として課税されます。
課税の売り上げ
営利目的でメルカリを利用しているなら、課税対象となります。安く仕入れた商品をメルカリで転売、ハンドメイド商品を販売という場合は営利目的となります。年間20万円を超える場合は確定申告が必要となります。
まとめ
メルカリで副業を行うときには、本業の会社の住民税の徴収方法を確認し、普通徴収を選択しましょう。さらに、自分で納税することを忘れないようにしましょう。