めぐみです。
新型コロナウィルスの影響もあり、今後個人の働き方や収入の得方、蓄財確保の方法は多様化していくものと考えられます。今すぐ副業を始めたい!という人もいるでしょう。
ランサーズは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受注したいランサーとが出会えるクラウドソーシングサイトです。初心者向けの案件から高スキル向けの案件まで、様々な種類のお仕事がランサーズ上でやりとりされています。このように、パソコンさえあれば今すぐにでも登録して副業を始められる環境は整っていますが、副業を禁止している会社にばれないかどうかを心配する人も多いと思います。
そこで今回は、ランサーズで受注した副業が会社にばれるのかどうか、ということについて解説したいと思います。
- ランサーズでの副業が会社にばれる理由
- ランサーズでの副業を会社にばれないようにする方法
本業に加えて副業を始めたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
もくじ
ランサーズでの副業が会社にばれる理由
ランサーズでの副業が会社にばれる理由を見てみましょう。
住民税の金額でばれる
副業を禁じている会社に副業をしていることがばれる理由として最も多いのがこの住民税額の増減です。
ランサーズで仕事をして所得を得れば、税金を支払うことになります。その税金の一つに住民税がありますが、住民税は多くの企業が特別徴収という給与から天引きする形をとっています。副業をしていると所得額が増えるため住民税額も増えることになりますが、住民税については副業分も会社からの特別徴収で天引きされることになります。
この住民税の金額に変動があることから、副業をしていることを会社に疑われる可能性があります。
自分でうっかり話してしまう
副業をしていることを自分でうっかり話してしまうことにより会社にばれてしまうというケースも少なくありません。
自ら上司に話したりするようなことはないものの、仲のいい同僚や後輩などにこっそり打ち明けた話がいつの間にか広がってしまうということもあります。副業していることを会社に知られたくないのであれば、いくら仲のいい相手であっても離さないでおく方が安心です。
SNSやインターネットからの情報検索
ランサーズの副業にも様々な種類がありますが、副業していることをSNSなどに載せることは非常に危険です。会社の同僚などにフォローやフォロワーがいなくとも、情報を検索されたり近しい知り合いとしてヒットしてしまうことがあり、そこから副業をしていることが周りに知られることがあります。
ランサーズでの副業が会社にばれないようにする方法
ランサーズでの副業が会社にばれないようにするにはどのような方法を取ればいいのでしょうか?まず最初に伝えておきたいことは、100%ばれない方法はないということです。できるだけ隠すことはできても、自治体などの税の取り扱いに関する方針転換や、マイナンバーなどの今後の運用方法の変更などによっては、個人の所得が一元管理されるようになる可能性もないとは言い切れません。その点を念頭に置き、以下の対策を取ってみてください。
副業分の住民税支払いに注意する
ランサーズでの副業が最も会社にばれやすい、副業分の住民税の支払いについては注意を徹底しましょう。
副業分の確定申告を行う際に、副業分の住民税の納付書のみを自宅に送付させるために「自分で納付(普通徴収)」という項目に丸を付けることで本業分の住民税の会社からの天引き(特別徴収)とは別に住民税を納めることができるようになります。
2015年〜2016年頃から住民税の徴収漏れを防ぐために、多くの自治体で企業からの特別徴収を推進するようになりました。そのため、この方法は合法的な手段ではあるものの、自治体によっては対応してもらえない場合があります。
ライフスタイルの変化に気をつける
ランサーズでの副業を会社に知られないためには、自分自身のライフスタイルの変化にも気を配る必要があります。
例えば、飲み会への参加はその変化が如実に現れます。副業を始めると、本業とのバランスや、いかに副業に時間をかけられるかが重要になります。そのため、以前よりも飲み会への参加回数が少なくなったり、参加してもすぐ帰るなどの変化が見られるようになります。そうしたことから、何か新しいことを始めたのか?と勘ぐられることがあるため、適切な言い訳を考えておくことをおすすめします。
また、副業を始めて所得額が増えるとお金にゆとりが生まれるようになります。持ち物のグレードや、休暇の過ごし方などが変わり、それを同僚などに話したりすることで給与以外のお金が入っていることを勘ぐられる可能性があります。副業について絶対に知られたくない場合は、その点の変化にも十分気をつける必要があります。
まとめ・ランサーズ副業がばれないよう徹底対策を!
ランサーズでの副業が会社にばれるパターンや対策について解説しました。簡単にポイントをまとめておきます。
- ランサーズでの副業が会社にばれるのは、副業所得分の住民税も特別徴収(会社から天引き)されてしまうことにより、その金額の変動で知られるケースがほとんど
- 住民税額の変動以外にも、同僚にこっそり話したことが広まったり、SNSやインターネット情報からばれるケースもある
- ランサーズでの副業が住民税額から会社にばれることを防ぐためには、確定申告時に副業分の住民税を「自分で納付」に選択する必要があるが、これも自治体によっては確実とは言い切れない
- ランサーズの副業がばれないようにするためには、時間の使い方やお金の使い方などのライフスタイルの変化を周りに気づかれないように配慮する必要がある
どの対策も100%とは言い切れません。税に関する今後の自治体や行政の対応の変更によっても、対策が変わることが考えられます。副業がばれたくない場合には、適宜情報収集を続けていくようにしましょう。