YouTubeの人気が年々加速しています。
YouTubeが開設されたのは2005年。
そこからYouTubeに登録する人、YouTubeで動画配信する人は増え続け、
今や世界一といってもいい、巨大なエンタメのプラットフォームになっています。
テレビよりもYouTubeの方が面白い、という赤裸々な声もいたるところで耳にします。
中でも、ここ数年で大注目されてきているのがYouTuberと呼ばれる人たち。
さまざまな動画をYouTubeにアップすることで、
チャンネル登録者数を増やし、多くの収入を得ていると言われています。
小学生白書web版(https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201809/chapter6/02.html)によると、
小学生男子のなりたい職業ランキング第2位に、YouTuberが選ばれています。
男子のなりたい職業は、警察官やプロスポーツ選手などが長い間上位に君臨してきましたが、
これを覆すほど、子どもにとってYouTuberは魅力的で夢がある職業なのだということですね。
では、実際にYouTuberという仕事を生業として、生活していくことは可能なのでしょうか。
本記事では、
・YouTuberの年収はどれくらいか?
・YouTuberはどのような仕組みで稼ぐことができているのか?
・YouTuberに育成のための新ビジネスとは?
これらについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
YouTuberの年収は?
平均年収800万円
引用:https://unsplash.com/photos/-8a5eJ1-mmQ
YouTuberの平均年収は、800万円です。
普通のサラリーマンの平均年収は430万円ほどですから、その倍程度は稼げるという計算です。
しかしあくまでも平均です。
中には、ほとんど稼いでいないというYouTuberもいますし、億を超えるほど稼ぐトップYouTuberもいます。
YouTuberとして月20万円を稼ぐには・・
引用:https://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_42.html
YouTube広告は1回再生あたり、0.05円〜0.1円ほどと言われています。
ちなみに、YouTubeの広告単価やそれによる報酬を明らかにすることは、Googleの規約違反となるため公開されていません。
これは広告のジャンルや、チャンネル登録者数によって変わります。
しかも、そもそも広告を配信できるようになるには、チャンネル登録者数が1000人以上、年間の再生時間数が4000時間以上必要などの制限があります。
これほど低い単価で月20万円の収益を得ようとすると、
毎日動画を配信したとしても1本あたり7万回閲覧される必要があります。
なんて、ハードルが高い職業なのでしょう。
夢のある仕事でもありますが、それだけセンスや才能が必要な仕事でもあるということがわかります。
YouTuberが稼げる仕組みとは?
ご存知の通り、YouTuberたちはYouTubeの再生中などに流れてくる広告により収入を得ています。
しかし、実はそのほかにも収入を得られる仕組みがあるのです。
広告収入
YouTuberの収入源の一番大きい部分がGoogleAdsenseによる広告収入です。
広告を出したいという企業がYouTubeに広告料を支払い、その広告料からYouTubeがYouTuberたちに掲載料を支払っています。
広告にもいくつかの種類があります。
インストリーム広告
インストリーム広告は、YouTube動画をみていて一番遭遇することが多い広告です。
途中でスキップできる広告もあれば、スキップができない広告もあり、
スキップできない広告は終わるまで待たなければなりません。
(これにイライラした経験がある人も多いのでは・・?)
オーバーレイ広告
オーバーレイ広告は、動画をみている途中に動画の下の部分にかかってくる広告のことです。
動画は流れ続けるので見れないこともありませんが、重なるため邪魔に感じることも多いと思います。
このオーバーレイ広告は、右上に小さな「×」がついてて、ここをタップすることで広告を消すことができますが、小さいので誤って広告に飛んでしまうことも多いです。
サイドバー広告
サイドバー広告は、実際に動画の中に出てくる広告ではないため、広告効果は低いと言われています。
これらのいくつかの種類の広告でYouTubeは成り立っています。
これらの広告が表示されたりクリックされることで、YouTuberは広告収入を得ることができているのです。
スーパーチャット
YouTuberはスーパーチャットという機能で収入を得ることもできます。
これは視聴者が直接YouTuberにお金を寄付することができる機能で、
いわゆる「投げ銭」と言われるようなツールです。
これは広告料の仕組みとは異なり、YouTube側が30%を引いた上で、YouTuberに支払われることになります。
チャンネルメンバーシップ
チャンネルメンバーシップは、月額490円で視聴者がそのチャンネルのメンバーになることができる機能です。
バッジや絵文字などの、チャンネルで提供されるYouTuberからの特典を得ることができます。
YouTubeの広告収入だけでは、大きなチャンネル登録者数がないと一定の収益を得ることは非現実的ですが、
こうしたスーパーチャットやチャンネルメンバーシップの機能があることで、
コアなファンがついているYouTuberならある程度の収入を得ることができます。
UUUMなどのMCNとは
また、MCN(Multi Channel Network)という、YouTuberたちを束ねてサポートする組織も登場しています。
UUUMという企業が有名で、HIKAKINやはじめしゃちょーのようなトップYouTuberの多くが在籍しています。
このようなMCNは、YouTuberたちに入る収益の20%を受け取る代わりに、
以下のようなサポートをYouTuberたちに対して実施しています。
- 企業との架け橋
- ノウハウの提供
- 画像や音楽素材の提供
- トップクリエイターとの共演
- 動画撮影や編集の補助
- リアルイベントの企画
- グッズ販売
- 困りごと対応
羅列するとわかりづらいですが、
社会人経験が浅いYouTuberたちにビジネスマナーを教えたり、
YouTuberたちが歌番組に出るときにサポートをしたり、
さらにはもっとプライベートな手助けをしたりと、
その対応は芸能人の所属事務所をはるかに超えた、多岐にわたる細やかさなのだそう。
現状、このUUUMが業界ではYouTuberたちを独占しています。
YouTuber育成のための新ビジネス
YouTubeはこれからもますます拡大していくと考えられており、
2022年には579億円の市場規模になると言われいます。
それを見越した新しいビジネスも登場しています。
それが、YouTuber育成ビジネス。
代々木アニメーション学院YouTuber科
引用:https://www.yoani.co.jp/course/youtuber/
代々木アニメーション学院では、YouTuberになりたいという需要に対応するため、2020年度からYouTuber科を新設します。
代々木アニメーション学院のYouTuber科の売りの一つに、
つんく♂プロデューサー総監修する、エンターテインメント力向上メソッドを学び、セルフプロモーション力を身に付けることができるというものがあります。
また、CG業界を牽引する企業が授業を展開することで、YouTuber個人ではなかなか学ぶことができない高い技術の映像制作を身に付けることができます。
これらを2年かけて学べるようになるとのこと。確かに、独学で習得するスキルよりはかなり専門的で、しかも短い時間で学べるのかもしれません。
インターネットやそれこそYouTubeの動画から得られる知識やスキル以上のことが学べる内容なのか、期待がかかります。
YouTuberAcademy
引用:https://youtuber-academy.jp/
YouTuberを夢見る子どもたちのためのYouTuber教室も登場しています。
前にも触れましたが、
昔は子どもたちの将来の夢が、プロスポーツ選手やピアノの先生などでしたが、
それを夢見る子どもたちは、スポーツ少年団に入ったり、ピアノのレッスンを受けたりしていました。
ということは、YouTuberになるための塾や習い事教室があってもいいのでは、と始まったのが、このYouTuberAcademyです。
教育 × YouTuber
YouTuberになる過程にはたくさんの学びが含まれています
急速に情報化・AI化が進む現代に置いて必須のネットリテラシー
相手に伝わる表現方法、撮影、編集を通じた自分を表現する「勇気」
一生懸命作った作品が見られ、認められ、褒められる「喜び」が
子どもたちの「自信」へと繋がります
引用:https://youtuber-academy.jp/story.html
確かに、将来役立つがどうかわからない勉強ばかりを必死にするよりは、生きていくスキルを身につけられるこういった塾の方がよっぽど役にたつかもしれません。
まとめ・YouTuberはこれからますます広がる夢のある仕事
YouTuberたちが稼げる仕組みや年収、そのための新たな育成ビジネスについてご紹介しました。
簡単にポイントをまとめます。
・YouTuberの年収平均は800万円だが、高低差が大きく月20万稼ぐのもタイヘン
・YouTuberが稼げる仕組みは、広告・スーパーチャット・チャンネルメンバーシップ
・YouTuberたちはUUUMなどのMCNに守られながら働くことができる
・YouTuberになるための専門学校や子どもたちのための塾が人気
2005年に始まったYouTubeですが、どんどんその規模は拡大し、今や世界の中で欠かせないエンタメツールになっています。
子どもからお年寄りにまで愛されるようになったYouTube。これからもその需要は高まりそうです。
子どもたちのこれからの働き方にも期待できますね!
