「人生に成功する」
それは一体どんなことなのでしょうか?
- ビジネスで成功したくさんのお金を手にする
- 最高のパートナーと結婚する
- たくさんの子どもに恵まれる
- 多くの友人に助けられる
人によってその成功の尺度はそれぞれだと思います。
特に、「仕事で成功したくさんのお金を手にする」ということについては、
多くの人が切望していることではないでしょうか。
しかし残念ながら、これは全ての人が手に入れられるものではありません。
そして、手に入れられた人たちも、簡単に手にできたわけではありません。
今日は、ビジネスで成功し、多くの利益を生み出すために必要な「先行投資」の考え方について解説したいと思います。
私自身もここに来るまでにたくさんの苦労を経験しましたが、この「先行投資」の法則に則ったからこそ成功することができたと自負しています。
私以外にも、この「先行投資」について発信している人が大勢います。
ぜひ、成功者の「先行投資」の考え方について学び、あなたも人生での成功を手にしてください!
もくじ
成功はそんなに簡単には手に入らない!
引用:https://unsplash.com/photos/Ua-agENjmI4
まず、大原則ですが、成功はそんなに簡単に手に入りません。
でも、そんな成功を得られる「近道」はあります。
それが「先行投資」です。
まず、自分が先に差し出すことです。
- うまくなってから
- 休みが取れてから
- お給料が上がってから
- 実績ができてから
- 目標を達成してから
- 環境が整ってから
- 貯金ができてから
- 時間ができてから
成功を手に入れたいと思っているときに、何かの条件が整ってからスタートしようと思っていてはいつまでたっても目標を達成したり、成功したりすることはできません。
しかし、人は成功するかどうかわからないうちから投資することを好みません。
損をするかもしれないと考えてしまうからです。
何でもかんでも、先行投資することがいいこととは言いません。
自分が興味があってやりたいと思うこと、昔から抱いていた夢、叶えたいと思っていることなど、
自分自身が挑戦したいと思うことは、先行投資によって損をすることを恐れずに、
ぜひ挑戦してみていただきたいと思います。
泉忠司氏の考える先行投資
引用:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1950714825007512&set=a.313834985362179&type=3&theater
以前にボーダレスな生き方をしているという記事でご紹介した泉忠司氏も先行投資について発信しています。
泉忠司氏の活動に見える「ボーダレス」|その考え方や生き方に迫る!
この泉忠司氏の公式サイトには、「先行投資」についての考え方がメッセージとして載せられています。
目先の利益にとらわれず、時間とお金と労力を先行投資できるかどうかは、
「願い」を叶えられるか、叶えられないかの大きな分かれ目になります。
引用:http://www.izumi-tadashi.net/profile.html
泉忠司氏は、このことをパソコンを例にあげてわかりやすく解説しています。
パソコンの技術を身に付けたいと思うとき、さまざまな方法をとることができます。
会社のパソコンや、学生であれば学校のパソコンルームのパソコンを使って習得すれば、費用をかけずにスキルを磨くことができます。
しかもそのパソコンは会社なり、学校なりが用意してくれるものですから、自分で費用を出す必要はなく完全にノーリスクです。
そして、会社の空き時間や学校の授業の合間に練習するわけですから、時間を費やすというリスクをもかけずに済みます。
その反面、上達は緩やかで上達するまでにはかなりの時間がかかるでしょう。
次に、自分でパソコンを買うとしましょう。
もちろんパソコンを買うにはある程度のお金が必要になりますから、お金というリスクを取ることになります。
しかし、学校や会社のパソコンではできないようなソフトを入れることができたり、自分の好きな時間にパソコンを使うことができるため、技術の上達もかなり早めることができます。
さらに、パソコン教室に通うという選択肢もあります。
パソコン教室に通うための費用、通うための時間という、かなりの投資が必要になります。
しかし、会社や学校のパソコン、自分のパソコンでの独学に比べて、かなり上達のスピードは早く、あっという間にパソコンをマスターできるでしょう。
このように、時間や費用などの一見リスクに思えるようなことを先行投資することで、結果的にはスキルの上達のような結果が早く訪れ、一番大きな利益を生み出すことができるということなのです。
また、ビジネスにおいて、時間はお金以上に価値があるものだと言われます。
お金は時間をかけて生み出すことはできますが、時間はお金では生み出せないからです。
「もったいない」と感じて時間をかけて事を進めるくらいなら、絶対にお金をかけてスピードを早めるべきです。
こうしたことも先行投資の一つと言えるでしょう。
仕事の重要度と緊急度に見える先行投資
このような図を見たことがあるのではないでしょうか。
仕事の重要度と緊急度についてをあらわした表です。
右に行くほどタスクとしては緊急性が高く、上に行くほど重要度が高くなります。
全ての仕事はこの指標の通り、重要であるかどうか、緊急であるかどうかに区分することができます。
この中で最も優先すべきは、Aの重要であり緊急性の高い仕事です。これは当然です。
そして、次に対応するべきなのが、Bの重要だが緊急ではない仕事です。
しかし、多くの人は、CやDのような仕事に手を取られてしまい、一日がそれで終わってしまったりします。
本来、重要ではないCやDのような仕事は、自分で対応せずに外注したり切り出したりすることが求められます。そのようにして、できるだけBに取り組む時間を増やすべきなのです。
ここで見えてくるのが、Bのような重要度が高いが緊急性が低い仕事を普段どれだけできているかで、その仕事がAになったときの対応スピードに違いが出てくるということです。
つまりBの仕事は、先行投資に当たるということです。
多くの企業や組織で、後回しにされがちなBの仕事の代表が「教育」です。
引用:https://unsplash.com/photos/lUaaKCUANVI
人を育てて仕事を回し、自分がスキルアップしていかなければならないのに、Bの教育を後回しにすることでいつまでも、自分がAやC、Dのループから抜けられないというのはよくあることです。皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。
このように、仕事の順序一つとっても「先行投資」の考え方、あり方が見えてくるということです。
巨大ITインフラの莫大な先行投資
増税を機に、キャッシュレス決済が利用されるようになっています。
ペイペイはキャッチーなCMを展開していたり、大々的なキャンペーンを打ち出していることから、認知度も高く利用しているという人も多いと思います。
しかし、これだけ順調そうに見えますが、2019年3月期の決算では、売上5.9億円で、なんと赤字が367億円もあるのだそうです。
2018年年末の100億円あげちゃうキャンペーンも、このマイナスの中に含まれています。
こういったインフラ系のIT関連ビジネスにとって、何よりも重要なのはいかに顧客を獲得するかです。
今後日常的に使うようになっていくキャッシュレス決済ツール市場を独占状態にすることができれば、創業時の赤字はすぐにペイすることができるからです。
ここまでの話とは大きく規模が異なりますが、これもいわゆる「先行投資」です。
私が先行投資したもの
引用:https://unsplash.com/photos/ICFXCD0VBvI
ちなみに、私のことですが、私自身も先行投資をして成功しました。
プロフィールを読んでくださった方はわかると思うのですが、
私は昔離婚しており、息子を育てるために、昼はドラッグストア、夜はマックで毎日のように死ぬほど働きました。
あれほど働いたのは、私の人生で後にも先にもあのときだけだったと思います。
もともとお金のことが原因で離婚したということもあり、わずかな時間でも働いてお金を作らなければと必死でした。
しかし、働きすぎで体を壊すことになります。
加えて長い時間、息子を保育園に預けていたことでとても寂しい思いをさせていることにも気づきました。
そんなときに「ネットビジネスで月300万円」というワードを目にすることになります。
当時の私は、必死に働いても月18万円。
保険や税金であっという間にお金がなくなってしまいます。
「月300万円」という文字を見て、「私もそうなりたい!」と強く思ったことを覚えています。
今思うと怪しいビジネスだと勘ぐる人も多かったと思います。
しかし、信じた私は結果的に実績を成果をあげることができました。
そして最終的には、月10万、20万と徐々に実績を積み上げることができ、最終的には月400万円を稼ぐことができるようにまでなりました。
ここまでのお話で、わたしが一体何を先行投資したのかお分かりでしょうか?
それは「信頼」です。
当時1時間の時間すら惜しく「働かなければ」と追い詰められていた私にとって、
3000文字のブログを書くのに2日かかってしまっていたことは、非常にリスクがあることでした。
2日あれば、その時給分を生活の足しにすることができましたから。
そういう意味では、時間もお金も投資したことになります。
でも、「私もそうなりたい!」という直感にしたがって、その情報を「信頼」し、行動することにして、結果的にはうまく行くことができました。
あのとき「こんなうまい話があるわけない」と目を背けていたら、
今頃私はまだ昼夜掛け持ちのアルバイトを続け、息子に寂しい思いをさせ続けていたことでしょう。
本当に信頼という先行投資をしてよかったと心から思っています。
まとめ・成功のための先行投資は誰でも持っておきたい考え方・こんなシーンでも
成功したいならするべき「先行投資」について解説しました。いかがでしたでしょうか。
身の回りのモノを購入するにしても、自分でビジネスを始めるでも、すでに巨大なビジネスにしても、先行投資が重要であるという考え方は共通していることがわかったと思います。
そして、ときにこの先行投資の考え方は、人と人との人間関係においても重要です。
新約聖書の言葉に「与えよ、さらば与えられん」という言葉がありますが、これはまさに人間の生きる姿勢において先行投資が重要であることを表現していると思いませんか。
私もこの言葉が意味する深さを知っていたら、離婚しなかったかも・・・w
とにかく今の成功にあぐらをかかずに、これからもまずは自分が差し出す姿勢で生きていきたいと思いますw
やってみたいことに投資をすることに躊躇している方、その一歩を踏み出してまずは挑戦してみてくださいね。