こんにちは。めぐみです。
いきなりですが、みなさんは、AIツールを使ったことがありますか?
AI関連の話題はけっこうな頻度でニュースになっているので、何となく気になっている方もいるかなと思います。
最新のAIツールが使えれば、作業の短縮化や生産性の向上はもちろん、チャレンジできる副業の幅もグンと広がるので、効率良く稼ぎやすくなるみたいですね。
今回は、AIツールを使って副業で稼ぐ方法やメリットを注意点とともに紹介します。
これからAIで新ジャンルの副業にチャレンジしたい方、高単価案件の副業を探している方はぜひ参考にしてください。
まずは、AIツールを副業で活用するメリットを見ていきましょう。
AIを副業に取り入れるメリット
過去のデータを基に、さまざまな業務をスピーディーにこなせるAI。
とはいっても、現状ではAIでできることは限られているので、全ての仕事をAIが代替する時代になるのは時間がかかりそうです。
だからこそ、今のうちにAIを使った副業に慣れておくといいかもしれないですね。
AIを副業に取り入れるメリットには、以下のものがあります。
人的コストがかからない
副業でAIを活用すれば、人的コストを最低限に抑えられます。
どんな副業でお金を稼ぎたいかにもよりますが、他の人と協力してプロジェクトなどを進める必要がある場合は少なからず経費がかかります。
例えば、サイト制作の副業を始めようと思ったら、WebデザイナーやWebディレクター、ライターなど専門的なスキルや知識がある人材が必要です。
多くの場合が、一部の業務しか自分で行えないものです。
そのため、足りない部分はクラウドソーシングなどの外注を利用して該当職種を担当できる人材を探し、報酬を支払うのが一般的です。
ところが、AIツールを導入すれば一部の作業を自動化できるようになり、人的コストを最小限に抑えて副業に取り組めるようになります。1円でも多く稼ぎたい方にとって、AIツールの活用は大きなメリットになるでしょう。
作業時間が短縮できる
副業でAIを活用すれば、これまで多くの労力や時間を割いてきた作業も短時間で済ませることができます。
例えば、ライターがリサーチや構成案の作成、ライティング、校正といった作業を全て手作業で行なうとなると、膨大な時間がかかります。
ところが、文章生成AIツールを利用すれば、短時間で文字数に関係なく文章を生成でき、作業時間の短縮化も実現しやすくなるわけです。
コンテンツの品質向上が狙える
コンテンツで何よりも重要視されるのが、品質です。
人の手でイチからコンテンツを作り上げるとなると、どうしても偏りが生じてしまったり、ミスが目立ったりといった問題が出てきます。
副業でAIを活用すれば、多角的な視点を取り入れた精度の高いコンテンツを簡単に作成できるようになります。
品質重視でコンテンツを展開したい場合は、積極的にAIツールの導入を検討するといいでしょう。
AIを使いこなすスペシャリストになれる
副業でAIを活用していれば、個人差はあるものの、いつかはAIツールを使いこなせるようになります。
AIツールを使えるのは一部の専門的な知識やスキルがあるスペシャリストのみと思い込んでいる方もいるかもしれませんが、実はそんなこともないんです。
AIツールへの恐怖心を捨てて、まずは目の前の課題を解決・軽減するためにはどんなツールが必要なのかを知ることが、これからのAI時代を生きる上では大切です。
AIツールを使った副業には、AIチャットや画像生成AI、音楽・音声AI、AI自体の開発およびデータ収集・分析などがあります。
初めから難しい知識や技術を理解していなくても、副業を通してAIツールに触れ、使いこなせるようになればスペシャリストとしての道も拓けます。
続いては、AIを副業に取り入れる際の注意点を紹介します。
AIを副業に取り入れる際の注意点
副業でAIツールを使いこなせるようになると仕事が捗り、やるべきことに注力しやすくなります。
一方で、AIを完全に信用してしまうと、場合によっては大きなトラブルに発展するリスクもあるので注意が必要です。
情報が正しいかどうかは確認する
AIを使って副業する場合は、完全にAIを信用してはいけません。
AIはあくまで過去のデータを基に、求められる課題を解決へと導くツールだということを忘れないでください。
また、現時点でのAIは急な変化や人の感情を汲みとって行動することへの能力は不十分だといわれています。
なので、高精度なAIツールで評判が良くても、情報に間違いがないか、微妙なズレも含めて人の目で確認する必要があります。
著作権違反がないか注意する
副業で生成AIを活用する場合は、著作権には敏感になりましょう。
実際に、国内外においても生成AIに関連した著作権侵害に関するトラブルが次々と起きています。
著作権で保護された作品との類似性や依拠性が認められると、損害賠償請求や刑事罰などの大きなトラブルに発展することもあるので注意してください。
次からは、AIツールを使って稼げる副業を見ていきましょう。
AIを使って稼げる副業11選
AIを使った副業で稼ぐためには、自分がどんな分野に興味・関心があるのか知ることから始めてみましょう。
AIツールにはAIチャットや画像生成AI、AI開発やデータ収集・分析があります。
以下の副業も、ぜひ参考にしてみてください。
ライティング
イラスト作成
プロンプトの販売
キャッチコピーの作成
電子書籍・コンテンツ販売
動画コンテンツの台本作成
文字起こし
SNS運用
漫画販売
サイト作成
プログラミング
ライティング
ライティングでは、ChatGPT などの文章生成AIツールを使って記事作成を行います。
使用するツールによって生成された文書の品質には差があるものの、ペルソナ設定や競合サイトを意識したリサーチ・構成案の作成、SEOに強いライティングといった基本機能を搭載したものが多くあります。
副業でライターにチャレンジするからといって、全ての文章生成AIツールを使いこなせるようになる必要はありません。
ただ、代表的なものを多少利用できれば、効率良く文章を作成できるのでおすすめです。
メディアによってはAIツールの使用を禁止していることもあるので、応募や契約を交わす前に確認しましょう。
ここからは、副業する際に役立つおすすめの文章生成AIツールをいつか紹介します。
SAKUBUN
SAKUBUNは、国産の文章生成AIツールです。
100種類以上のテンプレートの中から、作成したいコンテンツに合ったものを選ぶだけと使い方も簡単。
AIツールに慣れていない方にもおすすめです。
ペルソナ設定や競合記事の分析を行った上で、細かなトーン調整にも対応した文章を自動生成してくれます。
うまく利用すれば他の記事との差別化にも役立ちそうです。
SAKUBUNでおすすめのプランは、月額9,800円(税抜)~利用できる「Personal」です。
生成できる文字数は、1ヶ月あたり5万文字。
必要に応じて、文字数の追加もできます。(1万文字の追加で2,000円)
とりあえずAIツールを使ってライターの副業にチャレンジしてみたい方は、候補に入れておくといいですね。
ラクリン
ラクリン(Rakurin)は、ブログ運営で必要な要素を詰め込んだブロガー向けの文章生成AIツールです。
国産なので、ChatGPTなどのAIツールでプロンプト設定を行うのが苦手という方にもぴったりです。
ブログ運営では、定期的に新しい記事を作成・公開する作業がつきまといます。
ネタ切れでしんどくなっても、ラクリンを使えばキーワード提案から構成案の作成も自動生成してもらえるので何とか乗り越えられそうです。
ライターにとってはうれしいリライト機能も搭載しています。
ラクリンの基本機能をとりあえず使ってみたい方は、月額4,980円(税込)~利用できるシルバープランを検討してみるといいですね。
1ヶ月50記事作成できるので、ブログ初心者にもおすすめです。
トランスコープ
トランスコープ(Transcope)は、SEOに強い記事の生成を得意とする文章生成AIツールです。
コンテンツ生成の際は、フリーテキスト以外にも、画像、URL、CSV、google検索結果(※有料プランのみ)といった幅広い方法に対応できるのも魅力です。
他にも、有料プランなら、リライトや内部リンク提案といった便利な機能も利用できます。
コストを抑えるために、1ヶ月あたり4,000文字の生成が可能な無料プランを検討するのもいいですが、ストレスなくトランスコープの機能を活用したい場合は有料プランが断然おすすめです。
例えば、「Basic」プランなら月額11,000円(税込)で利用で可能です。
イラスト作成
AIを活用してイラスト作成すれば、ほんの数分で画像が生成されます。
人の手で描くとかなりの時間がかかるものでも、AIツールを利用すれば短時間で作品を作れるのも魅力です。
イラストレーターとしてすでに基本的な技術がある方の場合は、AIツールをアシスタントとしてうまく活用すれば受けられる案件数も無理なく増やせる可能性大。
とはいっても、AIも完璧ではないので著作権などの観点からも必要な箇所は修正しつつ、クライアントの要望に沿って出力するスキルが求められます。
他にも、X(旧Twitter)やInstagramなどで使えるアイコンやヘッダー画像を作成する方法もあります。
スキル販売サイトによっては、AIの利用を禁止している場合もあるので事前に確認しましょう。
イラスト作成系の副業には、NFTを作成してOpenSeaなどのNFTプラットフォームなどに出品し、販売する方法もあります。
ただ、競合が多いため副業として稼ぐのにはハードルが高め。初心者にはおすすめしません。
プロンプトの販売
エンジニアとしての知識やスキルに加えて、AIの理解がある場合は、AIに指示を出すプロンプトを設計して販売する副業もあります。
ただ、ユーザーがイメージするものに限りなく近い結果を出力できるプロンプトを開発するのは、そう簡単なことではありません。
とはいっても、プロンプトを開発して販売すること自体は、海外では頻繁に行われています。
国内ではそんなに多くないので、現時点でがっつり稼げる副業というわけでもなさそうです。
プロンプトの販売は、エンジニアの知識に加えて、英語力も求められる副業なので、チャレンジできる方は限られるでしょう。
キャッチコピーの作成
企業の商品やサービスの宣伝効果に大きな影響を与えるキャッチコピー。
AIツールを使えば、時間をかけて行っていたターゲット分析を短縮化しながら、基本を抑えたコピーライティングが誰でもできるようになります。
もちろん、AIが作り出すキャッチコピー案は完璧なものではないため、あくまで原案として参考程度に使うのがベターです。
必要に応じて修正すれば、引き出しを増やしながらこれまでにないキャッチコピーを作り出すこともできます。
AIツールを使う場合は、100種類のツールが揃うCatchy(キャッチ―)がおすすめです。
商品に関する情報を入力して、イメージしている雰囲気を選ぶだけでキャッチコピーが生成できます。
特におすすめなのが、月額9,800円で搭載機能を無制限で利用できる「Pro」プランです。
チャットサポート付きなので、AIツールに慣れていない方も安心して利用できそうです。
電子書籍・コンテンツ販売
ChatGPTなどのAIツールを使えば、副業でもメジャーな電子書籍やコンテンツ販売もスムーズに行えます。
例えば、電子書籍化したい内容をChatGPTに伝えるだけで、タイトルや構成案の提案をしてもらえます。
画像生成AIツールで電子書籍の表紙などをデザインすれば、あっという間に出版まで漕ぎ着けるみたいです。
コンテンツ販売においても、同じことがいえます。
AIを活用することで、コンテンツ販売に必要なアカウントや利益につながる情報商材などを作成するためにかける手間と時間を大幅に短縮できます。
動画コンテンツの台本作成
AI動画編集ツールを使えば、カットやトリミングなどの編集作業や細かな調整が必要な音声・画像、字幕の追加などもスムーズに行えます。
どんな内容がユーザーに受けるのかAIが学習しているので、データを基に類似するテーマや展開をヒントにして台本を作成することもできます。
文字起こし
AIを使えば、リアルタイムで音声を言語化する文字起こしの副業もスムーズに行えます。
文字起こしができるAIツールは複数あるものの、精度にはバラつきがあります。
音声が聞き取りにくい場合は、AIツールを使っても解読できない日本語にしかならないこともあるので、できれば利用前に確認できるとベターです。
修正が必要なケースも少なくないので、ChatGPTなどのツールを組み合わせてより正しい日本語に近づけると手間も減るかもしれません。
SNS運用
個人や企業のSNSアカウントを運用し、集客や宣伝効果の向上を図るSNS運用の副業も、AIツールを活用すれば自動化できます。
例えば、AIで生成した文章や画像を作成して投稿したり、AIチャットボットを活用してユーザーサポートを行ったりすることも可能です。
人の手であればスピーディーな対応に限界があるとされる市場変化への対応や、効果分析もできるため、タイミングを逃すことなくマーケティング効果を期待できます。
漫画販売
AIを活用して漫画を制作し、販売して稼ぐこともできます。
これまで、漫画を制作するのには専門的な知識やスキルが必要でした。
ところが、ChatGPTなどの画像生成機能を搭載したAIの登場により、作品のイメージなどを伝えるだけでキャラクターの作成やストーリー構成、絵を描く作業、ページ割りなど複数の工程をAIにサポートしてもらえるようになりました。
現状では、ストーリーの整合性に問題があったり、絵のテイストが統一できなかったりと完全自動化が難しいといわれています。
AIが出力した作品をベースに、人間らしさを加えた作品に仕上げたり、修正が必要な箇所は加えたりして、AIと協同で一つの作品を作り上げたい方にとっては楽しめる副業かもしれません。
サイト作成
AIツールを使えば、サイト作成の副業にもチャレンジできます。
専門的な知識がなくても、AIが多くの作業を自動で進めてくれるので特に心配する必要はなさそうです。
ChatGPTであれば、どんなサイトにしたいのかイメージを伝えるだけで形にすることが可能です。
ツールによっては、質問に答えるだけでOKのものもあります。
プログラミング
アプリの開発やWebサイトをプログラミングができるAIを使って開発し、納品して稼ぐ副業もあります。
ChatGPTなどを使って作業を大幅に効率化できるものの、現時点での取引先は法人ではなく個人相手に売買するケースの方が多いです。
AI副業で稼ぐためのコツ
競合調査をして勝てる市場を探す
これから、AIへの注目度は今以上に高くなるといわれています。
同時に、今よりも副業に積極的にAIツールを取り入れる人が増えてくるはずです。
勝てる市場に早い段階で目をつけておくためには、競合調査をしっかりしておくことが大切です。
詳しいやり方が分からない場合は、とりあえずAIチャットに市場規模や競合分析、トレンド予測といったものを質問して基本的な知識を身に付けるのもおすすめです。
目まぐるしい成長を遂げているAIだからこそ、今後どれだけ飛躍するかは誰にも分かりません。
だからこそ、ライバルよりも早く将来の見通しを知り、目標に向かって副業を始めるのが賢い選択だといえそうです。
プロンプトを研究して差をつける
AIを使って安定して稼ぐためには、プロンプトの研究に力を入れるのも手です。
プロンプトとは、AIへの指示書や質問のことで、作成するためには一定以上の英語力が求められます。
こちらが意図した内容を実現できるツールに仕上げるためには、単に的確な指示書が出せるのに加えて、AIを使いこなせるスキルも必要です。
もともとAIに関する知識がある方や英語に自信がある方は、プロンプトを研究してライバルと差をつけておくといいでしょう。
生成されたものをブラッシュアップする
AIが生成したコンテンツは、多くの場合が出力結果にムラがあります。
そのため、出力結果はそのまま活用するのではなく、一度、人の手によってブラッシュアップする必要があります。
誤字脱字はもちろん、内容によっては最新情報を学習していないと更新前の情報を利用してしまう場合もあるので気を付けてください。
中には、事実とは異なる内容を生成してしまうリスクもあるので細心の注意が必要です。
人ならではの気遣いや倫理観、その国ならではの考え方などに配慮した内容になっていないこともあるのでしっかりとチェックしましょう。
【まとめ】AI副業にチャレンジして自分に合った稼ぎ方を見つけて
今回は、副業でAIツールを活用して稼ぐ方法を紹介しました。
飛躍的な進化を遂げているAI技術。
AIを使った副業を始める際は、生成AIが出力した情報の正確性や著作権侵害のリスクを確認しつつ、積極的に取り入れてみましょう。
今回お伝えした通りで、AIを使った副業にはさまざまなものがあります。
ライバルが少ないうちからツールに慣れ、市場調査も含めて取り組むことで安定して稼げる環境を手に入れやすくなります。
AI副業に興味がある方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください。